二子玉川です。千葉県に住んでいるとなかなか伺う機会もありませんが、チーズ好きにはたまらないお店がオープンするということで、2時間弱かけて行ってきました。
ちょっとした小旅行です。
Bar à Fromage sous voilǝ
さて、二子玉川に新しくオープンしたお店はBar à Fromage sous voilǝ(バール ア フロマージュ スーヴォワル)というちょっと長い名前ですが、要はsous voilǝ(スーヴォワル)という名のチーズ専門店って言うことだと勝手に解釈しました。
2018年6月3日にオープンしたばかりの期待の新店です。
まずは前菜
お通しのような感じで出てきたのはこちら。この中から一人2つずつ自由に選んで食べることができます。
ちなみに合わせるワインは最初からマニアックな白ワインです。
Kaplja Damijan カプリャ ダミアン
オレンジ色をしたブランデーのような白ワインです。完熟した柑橘系のフルーツの味わいを感じられます。
深く重く、しっかりとしていていい意味でフレッシュさは全く無いワインです。これくらい強烈な白ワインなら、お肉とかの濃厚な料理にもガッツリ合いそうな感じですね。もちろんチーズにも。
パテ・ド・カンパーニュ 炙り
先ずはシャルキュトリーをいただきます。チーズがガッツリと乗ったパテ・ド・カンパーニュです。
あぁ。。。これは美味しいですね。
チーズをしっかり感じてほしいのと、完全にミンチになっていない肉の食感が面白いパテカンです。一人で一つ食べれたかもしれない位。
チーズが炙られていて香ばしくなっているのがまた肉の旨味を引き出すんですよ。
炭火焼きスペアリブとシメイアラルージュ 十勝アリゴにチーズを変更
十勝アリゴ(アリゴはフランス・オーベルニュ地方の郷土料理でマッシュポテトにチーズとバターを練り込んだ料理です。)を目の前でシッカリと伸ばしてくれます。
カウンターに座っているのもあってか特等席で見ることができますが、こういうパフォーマンスは食欲を引き立てますね。
ラムのスペアリブと一緒にいただきます。
ラムは焼き具合が最高でちょっと粗めの岩塩でしょうか。実にいい感じの塩加減です。十勝アリゴは高級なマッシュポテト感!チーズの食感がいい感じで調和します。
炭火焼きの季節野菜とコンテのリゾット
ホールチーズでシーザーサラダを作ったり・・・というのは結構最近多いですが、まさかのコンテチーズでリゾットが!
コンテチーズのこのサイズは始めてみました。
さすがは専門店ですね。
中々豪快な料理。これはインスタ映えしそうです(笑)
熟成感たっぷりのチーズの旨味とシャキシャキとしたコーンの食感のコントラストが楽しめるリゾットです。
ラ ストッパ マッキオナ
ワインはこのあたりで濃厚系に。
無濾過のワインとのことで、アタックから余韻までしっかり強めで、このまま熟成すれば濃厚なシメジ感を感じさせてくれるだろうなーというワインです。
メンチカツ
一人1個頼んだら思いの外大きかったメンチカツです。
このメンチで結構お腹いっぱいになった感はあります。
このメンチカツはチーズかかっていないのかーと思っていたらシッカリ中から出てきました。
とろけるチーズが閉じ込められた熱と旨味でいい感じになっています。
サックサクの衣と肉とチーズ。間違いないやつです。
雲丹カッペリーニ
めっちゃ細めの冷製パスタです。
こちらもチーズがたっぷり。シッカリパスタと絡めていただきます。
というか雲丹好きにはたまらない逸品ですね。これは。
SOUMAINTRAIN(スーマントラン)
〆はウォッシュ系のチーズです。エポワスが好きだと伝えたところ、(エポワスももちろんあったのですが)こちらを勧めてくれました。
蓋を開けたときのウォッシュ系チーズ特有のドロッとした感じが実に美味しそうで「そちらで!」と。
もちろんウォッシュ系のチーズなので濃厚で凝縮された旨味はあるのですが、エポワスに比べるとまろやかで優しい味わい。
これなら赤はもちろん強めの白ワインにだって合いそうです。
チーズとワイン
チーズとワインを出すお店は巷に溢れていますが、こちらのスーヴォワルはワインもチーズもかなりマニアックで本格的。
オープン日のお忙しいときにお邪魔してしまいましたが、カウンターで一人ゆっくりとソムリエのオーナーに任せてワインとチーズを完璧にマリアージュしてもらったら面白い世界が見れそうです。
そんな感じで行きたいなーとも思うのですが、如何せん二子玉川は遠い・・・近所にあったら通ってしまいそうです。
ごちそうさまでした。
チーズとワイン
とにかくチーズもワインも両方好きだという方は一度伺うことをおすすめします。
あらゆる料理にチーズが入っているチーズへのこだわりと、創作チーズ料理に合わせるマリアージュを存分に楽しむことができます。