六本木って実はアメリカ国務省、イギリス大使館、オーストラリア大使館によって旅行者向けの危険地域として警告されていたのをご存知でしたか?
それにしても外国人が多いエリアですけどね(笑)金髪だからでしょうか。六本木を歩いてるとよく外国人に道を聞かれるんですが、全く英語は喋れません。FOODee編集長のアカヌマです。
そんな六本木エリアにある格之進Neuf(ヌッフ)ですが岩手食材とシャルキュトリーと塊肉のお店ということで行ってみました。
ちなみに僕も岩手生まれなんですよ。岩手食材というとそれだけで微かにテンションが上がるんです。
この記事のポイント
格之進Neuf(ヌッフ)
六本木7丁目にある同店は政治家御用達のVIPルームもあったり、カウンターがあって一人でも楽しめたりも出来たりとオールマイティ空間です。
生ハム
六本木のお食事会は生ハムからスタートです。
この生ハム。めちゃくちゃ薄いんです。
お店入口付近にあるスライサーで生ハムを切っているのを見ましたが、味わい深い生ハムです。超薄切り。
一枚一枚ちびちびと楽しむのもいいのですが、ガッとふぐ刺しの如く一気に数枚を口に運ぶと、超薄切りが故に味わえる口溶けと空気が間に入ることで楽しめる特有の食感を味わえます。
自家製ベーコンと岩本農園のほうれん草のシーザーサラダ
ほうれん草がメインの岩手県は八幡平のほうれん草は肉厚でくさみがないほうれん草でした。
こんなにシッカリしていて食べ応えがあるほうれん草は中々出会えません。
そこに、岩手県産の白金豚の自家製ベーコンの塩味が合わさってとっても食べ応えが有るジューシーなサラダです。
これは美味いですね。岩手ファンならずとも是非食べていただきたいサラダです。
シャルキュトリーの盛り合わせ
ということで、シャルキュトリーを盛り合わせで。
シャルキュトリーとは、フランスで定義された肉加工食品のことなのですが、僕らも普段普通に食べますよね。サラミとかハムとかベーコンとかコーンドビーフとか。
でも、シャルキュティエと呼ばれる一流の職人が作りこむとこんなにも味わいが変わるのかという驚きが有りました。
どうしてもような系統の味わいになりがちなシャルキュトリーですが、格之進のシャルキュトリー盛り合わせは、スパイシーなものからハーブの味わいのものや濃い味のものなど、味にバリエーションをつけて盛り合わせてくれています。
僕は掲載順に食べてしまったので少し後悔しているんです。
とりあえずこれ系の食べ物は色が薄いものから食べるべし!
熟成肉のコーンドビーフ
これは美味いです!3人で頂きましたが、一人で全部食べてしまいたいくらい・・・(笑)
熟成肉を使用しているということで、しっかり感じられる塩分と肉の甘さが感じられます。ご飯に乗せて、卵黄をかけてぐちゃぐちゃーってして食べてみたくなります。
今度お願いしてみようかな(笑)
白金豚のパテ・ド・カンパーニュ
豚肉の風合いがしっかりと感じられるパテ・ド・カンパーニュです。
ワインを飲みながらちびちびと食べたくなる味わいです。ワインは白でも赤でもシャンパンでもしっかりとマリアージュするでしょうね。
マスタードを付けてもまた良し♪
鴨のスモーク
しっとりとしていて野性味溢れる鴨のスモークでした。
少しレバーのようなテイストが感じられるので、僕は好みでしたが、苦手な人もいるかもしれません。
濃厚で、カベルネ・ソーヴィニヨンとかの赤ワインとの相性は最強だと思われます。
熟成肉のビアシンキ
旨味と微かなスパイシー感が感じられます。さっぱりとしていて白ワインとも空いそうですが、ビアシンキのビアはビールのビアです。
beer(ビール)schinken(ハム)の名前の由来は、その昔職人がビールをこぼして出来たソーセージと言う説や、ビールに良く合うソーセージと言う説など色々あるみたいですね。
ハムとソーセージの中間くらいとスタッフの方が仰ってましたが、両方のいいとこ取りをしているような美味しさです。
格之進の熟成肉のビアシンキはスパイシー感あふれる仕上げとなっていました。
ジャージー牛のモルタデッラ
イタリアはボローニャで作られている伝統的なソーセージのモルタデッラですが、まさかのジャージー牛で作られています。
しっかり続くハーブ系の余韻が独特の旨味を醸し出します。
ヤギのビアシンキ
こちらもビアシンキですが、まさかのヤギです。
一番最初に食べればよかったと思うくらいさっぱりとしていて淡白な味わい。
でも後味もしっかり余韻が有るし楽しめます。
ヒューガルデンホワイトとかホワイトビール系と合わせたらやばいくらい旨そうですね。
塊肉 盛り合わせ
ホルスタインのLボーン、門崎熟成肉のサンカク。そしてジャージー牛のメガネの盛り合わせです。
これはフォトジェ肉な組み合わせですね。肉感はんぱない!!
門崎熟成肉 サンカクの塊焼き
個人的にはこの赤身が今日イチで美味しかったです。
柔らかくて分かりやすく熟成感が感じられて肉の旨味が感じられます。
鉄板の組み合わせですよね。岩塩と合わせると肉の甘味がさらに際立ちますね。
牛醤と合わせてももちろん美味。
ちなみに牛醤は個人的にもお気に入りで実は自宅に一本あるんです。いろんなものと組み合わせた結果、納豆に牛醤を少し垂らすとめっちゃ納豆が美味くなることが僕調べで確認されています。
ジャージー牛 メガネ
メガネってあんまり聞いたことが無い部位なのですが、実は希少部位なのです。
骨盤の所辺りの部位で、切り出した形が眼鏡のフレームに似ていることからつけられたと言われています。ハラミのような柔らかさと赤身肉のうま味をもっていると言われています。
確かに柔らかく、さっぱりとした旨味があります。
少し冷めてしまうと固くなってしまうので、「メガネ」を頼んだら真っ先に食べた方がいいと思います。
ホルスタイン Lボーンステーキ
一般的には和牛よりぐっとレベルが落ちると言われているホルスタイン(ちなみにスーパーで売られている「国産牛」の多くはホルスタイン)ですが、焼き方でここまで旨味が増すのね!というのを体現させてくれました。
ウマーーっです!
サーロインなので脂身の旨味を楽しめますが、脂は冷めてくると固くなってしまいます。ただ、カリッとした脂の固い食感もそれはそれで楽しめますので、食べ方はお好み次第だと思います。
骨にちょっと残った部分も削って美味しく頂いちゃいました(笑)
特製赤ワインカレー
肉屋さんらしく、熟成肉を使って余ったりしたお肉が煮込まれてできたカレーのため、肉の旨味がしっかりとルーに染み付いている欧風カレーです。
かすかにスパイシーですが、強いスパイシー感はなく、辛さも控えめ。赤ワインと肉の旨味が楽しめるカレーです。
カレー好きな僕ですが、しっかりと楽しむことが出来るカレーです。
当然これだけ食べた後のカレーなので、めっちゃ腹パン。美味しく満腹になれるのはうれしいですね。
ごちそうさまでした。
格之進Neuf 塊肉の盛り合わせ
塊肉の盛り合わせ
最近流行りの塊肉ですが、やはりこうやって色々な種類のお肉を食べ比べると、部位ごとの味わいの違いが一目瞭然で面白いです。
提供するお肉は日替わりだと思いますが、せっかくこのお店にきたのであれば、門崎熟成肉を食べていただくことをオススメします。
格之進Neuf(ヌッフ)
- 住所
- 東京都港区六本木7-17-19 FLEG六本木 Second 2F
- 電話番号
- 03-6459-2235
- URL
- http://kakunosh.in/restaurant/kakunoshin-neuf.html
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