最近フレンチを食べる機会が多いです。アカヌマです。
ゴ・エ・ミヨ(Gault et Millau)とは!?
日本だと知名度がそこまで高くないゴ・エ・ミヨ(ゴエミヨや、ゴーミヨと呼ばれることも)ですが、フランスで最も強い影響力をもつレストランガイドのひとつです。
出版数はミシュランのほうが上ですが、完全匿名性の調査員が予約から入店、接客とか全てが審査基準となるということで、純粋なレストランの評価としてはかなり信頼性が高く、日本では2017年に初めて第一版が発売となりました。
また、2018年は東京と北陸版の発売が先日発表されたばかりです。
明日のグランシェフ賞を受賞
僕が伺う2日前。sincere さんがゴ・エ・ミヨの明日のグランシェフ賞を受賞しました。
明日のグランシェフ賞とは、確かな基本技術で店舗に貢献し、その才能に将来のグランシェフへの可能性を認められた料理人ということです。
日本一予約の取れないレストラン、バカール
そんなsincereの石井シェフですが、元々は渋谷区松濤にあるバカールというお店のシェフでした。
バカールと言えば、日本一予約の取れないレストランとして有名で、僕も行きたかったのですが、予約が中々取れず断念したまま閉店を迎えてしまった記憶があります。
そんな石井シェフが2016年にオープンしたのが北参道にあるレストラン sincere です。
sincereのメニュー
メニューはちょっとした遊び心がある感じで出てきます。(伺ってお楽しみください)
よくあるメニューリストではなくて、ちょっとストーリー仕立てになっているのが素敵ですね。
まずは香箱蟹からスタートです。
香箱蟹や雲丹の風味をしっかり一品目で楽しめます。
アミューズ
彩りも美しく、遊びココロ満載のアミューズです。
卵を取ってみてくださいと言われたので取ってみると・・・
糖度の高いアメーラの下にはなんと水飴!初めての食感です。
ということで「少し?アミューズ」を目でも味でも楽しめました。
パンのサービス
バカールと言えば有名だったキューブ型のブリオッシュです。これ、食べたかったんです。
こちらのパンは本当にオススメ。
思わずお変わりしてしまいました。(本当は一人一個だったらしいのですが)
寒ブリ
金目鯛
白子のパイ包み
仔猪のロースト
全く臭みはありません!
デザート
ワイン
ちなみにワインはソムリエの方のオススメを頂きました。お願いすればペアリングもしてくれるみたいです。
もちろん料理との相性はピッタリでした。
sincere の料理
独創的でクリエイティブ。
食べてみるまで想像がつかない料理の数々。美しく繊細な装飾と、適度な遊び心はしっかりと料理を楽しみながら僕らをワクワクさせてくれます。
今後もますます活躍されるであろう石井シェフ。
ごちそうさまでした。
sincere
実は前知識がほとんどなく伺ったのですが、フレンチベースなのに、どこか「和」を感じさせる料理の数々は繊細で美しく、遊心を感じられます。
それなりに食べて飲んでも、高いワインをボトルでいればければ一人30000円以下で一流の料理を楽しめるはずです。