歯触りが良いそば。コシの強いうどん。そしてお野菜たっぷりの熱々けんちん汁。
お値段は少々高めですが、それでも行きたくなる長く続く名店です。
東京タワーを横目にみながら志な乃へ
時間は13時とランチピークを過ぎているから大丈夫かな?と思いながら扉を開きました。
しかし満席…諦めて出ようかと思っていたら奥から女将さんが「奥へどうぞ」と声をかけてくれました。
奥?と思っていたら相席。
まぁ確かにお蕎麦屋さんは相席が多いかもですね。
他のお客さんも相席のところがちらほら。
お店は縦長で席数が少ないこじんまりとした店内です。
何を食べようなと周りを見渡してみるとほとんどの方がお蕎麦とうどんの合盛りを頼んでいたします。
合盛りは小(1,050円)と並(1,150円)がありましたが
女将さんに聞いたみたところ「女性なら小盛りで充分だと思いますよ。」とのことでしたので小盛を注文。
提供を待っている間にふと横を見てみると雑誌に取り上げられた記事が張ってありました。
有名なお店というこは知っていましたが「けんちん汁」でも有名とは知らず…
急ぎけんちん汁(350円)を追加しました。
冷たいそばとうどんをつゆでいただきながらけんちん汁を食べてもいいし、けんちん汁の中にうどんを入れて食べるのもおすすめです。と提供されました。
まずはそのまま食べてみたいですよね。
薬味はネギ、ごま、大根おろし、わさび、生姜と種類が多いです。
お蕎麦は舌触りが良く香りが高いです。
志な乃のお蕎麦は自家栽培・自家製粉。
そしてこちらで使用しているお蕎麦は2012年に内閣総理大臣賞を受賞されたそうです。
うどんはコシが強くとても食べごたえがあります。
そしてけんちん汁。
ごぼう・人参・里芋・大根・豆腐がたっぷりはいっています。
びっくりするくらい熱ですので注意が必要です。
お野菜は大きくカットされているのですが、中まで味が染み込んでいて
日本人に生まれてよかった〜とほっこりするお味です。
けんちん汁にうどんを投入して食べてみましたが、これはこれで美味しい。
しかし冷たいうどんを熱々のけんちん汁に入れるとぬるくなってしまうので個人的に別々に食べた方が好みでした。
こちらのお店はもともとは虎ノ門にあったのですが
都市開発で移転しなくてはいけなくなり、虎ノ門で38年・移転してから10年とのことでした。
長く続いているということは良いお店ということですよね。
14時前に何組か来店があったのですが、いずれも常連さんのようで親しく話されていました。
女将さんの人柄も愛されるお店である由縁だと感じます。
ご馳走様でした。
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歯触りが良いそば。コシの強いうどん。そしてお野菜たっぷりの熱々けんちん汁。
お値段は少々高めですが、それでも行きたくなる長く続く名店です。