飲食店やりたいくて業態にこだわりがないなら和食をやっとけば間違いないよ。って某外食コンサルの方が熱く語っていました。
今日はイタリアンの気分じゃないな―とか。今日はお肉の気分じゃないな―とか。今日はラーメンの気分じゃないな―っていう時は色々有るけど、和食の気分じゃないな―って時はたしかにあまりないかもしれないです。
和食ってやっぱり日本人は間違いないやつですよね。
この記事のポイント
一穂(いっぽ)
東京都世田谷区太子堂2-19-5 ライファービル 4F
三軒茶屋の駅から茶沢通りを下北沢川に歩いて、通り沿いの右側。
企業等が入ってる小奇麗な雑居ビルの4階に一穂はあります。意識しないとついつい通り過ぎてしまうような場所にある大人の隠れ家的な和食屋さんです。
ちなみにこちらのお店。名物はカツオの藁焼き。何度か食べたことがありますが、これは期待ですね。
一穂サラダ
すごい量のシーザー風海鮮サラダです。
お刺身とチーズ。シーザー系のソースがなかなかいい感じです。
チーズの下にある半熟の卵をぐちゃぐちゃ―っとしてみんなで分けていただきます。
こういうサラダって結構海鮮系の量がなかなか微妙だったりするのですが、かなりの量が入っているのでサラダというかもはやカルパッチョ!?
っていうぐらいの量です。
味はもちろん間違いない味わいなので、まずはサラダを食べようって言うことであればこちらをオススメ!
うにと湯葉の生姜くずあんかけ
甘みをしっかりと感じられるウニと薄味で上品な湯葉との相性は抜群。ウニの甘みと湯葉の食感。柔らかい味わいを感じられます。
ウニ好きにはたまらない一品です。
ノドグロとカツオの藁焼き
そして本日の目的のカツオの藁焼きと、ノドグロをお刺身でオーダーしました。
カウンターの後ろでは、炭火でわらを燻してカツオを焼いていました。
これがですね。過去食べた僕の藁焼き史上ナンバーワンの味。
とにかく藁の風味がものすごく強いんです。今の時期は上り鰹だと思うのですが、藁の風味にも負けない濃厚なカツオの味わいも感じられます。
味付けはもちろんシンプルにお塩で。
一穂に来たら是非一度は食べてみてほしい一品です。
ノドグロはちょっと皮目を炙って甘みを出しています。
口の中でじゅわっと広がる旨味と柔らかく溶けている脂。そして、皮の甘みが絶妙です。
お刺身は他にも色々種類がありましたので、また行く機会があったら色々試してみたいです。
鮎の塩焼き
結構大きめなサイズの鮎の塩焼きになります。
すだちを絞ってさっぱりといただきます。
いい焼き加減♪
もちろん美味しくいただきました。
三陸産の生牡蠣
三陸産と聞くと出身地なのでテンションが上ります。
めちゃくちゃクリーミー!
牡蠣の旨味がジュワッとひろがる実に美味しい牡蠣でした。
我が地元ながら三陸でこんなクリーミーな牡蠣が採れるのは驚きです。三陸の牡蠣といえば、クリーミーというよりはさっぱりとした「海」を感じられるような牡蠣が多かったのでちょっといい意味で意外でした。
椎茸
僕が大好きな傘の方だけを低温でしっかり焼いたタイプのしいたけです。
しっかりじゅわーっと椎茸の汁が滲み出ています。こいつが美味いんです。
汁を一滴もこぼさないように慎重にお皿に移して頂きます。
炭の味わいと椎茸の旨味が伝わってくる厚みのある椎茸です。
美味!
明太子のおにぎり
和食屋さんがガチで作るおにぎりです。
〆に炭水化物が欲しくなってしまうのは仕方ないですよね・・・(笑)
大好きな明太子を堪能しました。
隠れ家的に利用できる和食の一穂
お店自体は一見さんはなかなか入ってこれないようなビルの空中階で、外には大して看板もありません。
それでも伺ったのは月曜日なのにテーブル席は満席です。カウンターも殆ど埋まっていたのはこちらのお店の隠れ家っぽい雰囲気と、しっかり美味しい料理の数々が人気の秘密でしょう。
伺う時は予約必須だと思います。
カツオの藁焼き
売りにしているカツオの藁焼きが本当に美味しかったです。
何度も食べたことがありますが、あそこまで強烈に藁に風味を感じることができたのは初めてでした。
カウンターに座ると、大将の繊細な手仕事を観察しながら食べることが出来るのもカウンター和食の醍醐味ですね。
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