馬肉は馬刺しよりもグリルが好きになりました。アカヌマです。
先日、インタビューをさせていただいた、うまえびすさんに行ってきました。馬肉を使った様々な料理を使った「うまえびすコース 3980円 + 馬肉寿司 うに添え」をいただきました。
コースは燻製ポテトサラダからはじまります。
チョット離れたところからでも燻製香が感じられるポテトサラダです。
最近はちょっとずつ燻製ポテサラを出すお店が増えてきていますが、うまえびすの燻製ポテサラは燻製が強めでしっかり味わいを楽しめました。
桜ユッケ
サラダが出てきた後は、桜ユッケです。
黄身をぐちゃぐちゃって混ぜて和えて頂きましたが、なかなかに馬の旨味が感じられる逸品!
これからはじまる馬料理の一番手としてはしっかり馬肉の魅力を分かりやすく伝えるのにちょうどいい一品です。
ただ、コースだと二人で一つのスタイルで出てくるので、初対面の人とかと行くときは要注意です(笑)
馬刺しの盛り合わせ
きました!いろいろな部位の食べ比べができる馬刺しの盛り合わせです。
どの部位もしっかりと味わいに特徴があって、部位ごとの味わいを楽しめます。
その中でも、特にお気に入りはカイノミでした。
アバラの部分のお肉で細かいサシが入っていて、アブラと赤身のバランスの良さは絶品。そして、柔らかい中にある適度な噛みごたえが口の中を馬肉の甘さと旨味で満たしてくれます。
これは絶品です。
自家製メンチカツ
もちろん馬肉を使ったメンチカツになります。
揚げたてのサクサクと、柔らかさが楽しめます。ひき肉自体の味がしっかりしているので、ソースをかけなくても問題ない味わいが特徴です。
上バラとサーロインのグリル(手前が上バラ。奥がサーロイン)
実は本日最も期待していたのがこちらでした。
前回、うまえびすの山本社長に伺ったインタビューの中でこんなことを仰っていたのです。
焼き(グリル)は火加減が命で、三軒茶屋店ではお客様が焼くため、最初に焼き方をレクチャーしたり、壁に焼き方の説明を記載したりと焼き加減の伝達を特に気を使っています。
過去に友人が私が焼く時と自分の焼いた時の差が凄すぎる。とびっくりしたくらい。それ程の差はでます。
恵比寿店はお店側が焼くので、最高の状態でお出ししています!
焼き加減が大切な馬肉。プロが焼いて最高の状態で出してくれるというのであれば期待せざるをえませんね。
たしかに素晴らしい焼き具合です。
サーロインは口に入れると思ったよりもサッパリしていて食べやすく、柔らかいのです。この絶妙な焼き具合は確かに初めて馬肉を焼く人だと再現は難しいかもですね。
そして、馬肉のグリルですが、サーロインよりも上バラのほうが味は好みでした。
柔らかさとか、脂の上質な感じはサーロインなのですが、上バラは強い旨味があるのです。味わいが素晴らしい!
噛めば噛むほど奥から旨味が湧き出てくるような感覚を味わえます。
TKG(卵かけご飯)
続いては TKGです!サイズもちょうどよくてお腹も膨れてきました。
こちらが出てアイスが出ればコースは終わりなのですが・・・・やっぱりお寿司食べたいですよね。と、なってオーダーしてしまいました。
馬肉寿司うに添え(北海道産)
一人ウニが苦手な方がいましたが、その方以外は赤身の馬刺しにオンザ雲丹。
これは間違いないやつですね。
しっかりと雲丹の旨味が口の中を甘く満たしてくれたところに、馬肉の甘味が乗っかって言うことなしのコラボです。
まとめ
今回は「うまえびすコース」というコースで頂きましたが、同行者の方も含めて大満足の結果となりました。
店内は19時30分には満席になっていましたので、しっかり予約をして伺うことをおすすめします。
うまえびすコース(3980円)
うまえびすの人気単品料理を組み合わせたという「うまえびすコース」ですが、本当に馬の色々な楽しみ方を提示してくれる面白いコースです。
馬肉は馬刺しくらいしか食べたことがないという方は、まずはこちらのコースを頼まれるといいと思います。
特に、グリルの馬肉の旨味は牛でも豚でも鶏でもない、特有の味わいを楽しむことが出来ます。