牡蠣は大好きです。肉も大好きです。そのコラボとあれば間違いなく美味しいに決まってます。
こんにちは。牡蠣で当たった事はありません。FOODee編集長アカヌマです。
今回は三田にある「赤身 にくがとう33895」内の会員制かきにくがとうで牡蠣と和牛のコラボを楽しみました。
この記事のポイント
会員制かきにくがとう
人形町にある「にくがとう」と三田にある「にくがとう33895」の個室で会員限定で行われる牡蠣とお肉のコラボ料理が楽しめるお店です。
ちなみに店内には銭湯を思わせる絵が書いてあります。日本に3人しかいないという銭湯絵師の方に書いていただいたのだとか。
肉風呂や 至福の瞬間 肉と富士
あまり意味はわかりませんが、中々思い入れを感じます(笑)
本日の焼肉かきにくがとうのメニュー
パット見かなりボリューミーなメニューに中々テンションが上がります。
前菜 牡蠣と和牛のキャビアのせ ・和牛と牡蠣の納豆
納豆!?まさかの納豆です。納豆と牡蠣とお肉のコラボ。牡蠣の旨味はそこまで感じませんが、納豆特有の臭みが美味く中和されている感じがしました。面白いコラボです。
和牛の上に、雲丹とキャビア。その下に牡蠣。これは美味しくないはずがないですね。間違いない食材のコラボ。口の中でしっかり旨味が混じり合います。
にくがとうの秘密のポタージュ(牡蠣と和牛エキス)
残念ながら少しピンぼけしているのですが、結論から言うとこちらが本日のメニューの中で最も牡蠣感を感じることが出来るんです。
牡蠣の濃厚な旨味が口の名で余韻となってしばらく残ります。
寒かったのでちょっとメニュー構成変えました。といって温かいスープを先に出してくれるのは嬉しい配慮です。
牡蠣と和牛の押し寿司
細かく刻んだ牡蠣が詰まったシャリを肉で包んだ料理です。
女性は一口で食べるのが大変そうですね(笑)写真の通りちょっと脂が強いところを選んでしまったので、脂の旨味が強く強調されてしまって牡蠣の味はちょっとしか感じられませんでしたが、他の部位を食べたらちょっと違った感想になっていたかもしれません。
焼肉
続いて焼肉です。焼肉は自分で焼きます。
炭火なので難しいですが、皆でワイワイ言いながら焼くのは楽しいですね。
初めましての方ばかりだったのですが、このあたりから会話が弾んでいった感じがします。
生牡蠣のマリナード
生牡蠣です。
牡蠣の旨味が十分に伝わってきました。
焼肉 厚切りの特上タン with 牡蠣コンフィレモンマリネ
上タンの上に牡蠣コンフィレモンマリネを乗せていただきます。
これは面白いコラボです。美味しいし、お互いの味がうまくぶつからない感じはしますが、どうしても口の中でカキを最初に食べきってしまってタンがだいぶ残ってしまいました(笑)
自分で焼くのですが、焼きすぎたかもしれません。
厚切りのハツ with タスマニア産牡蠣マスタード
ハツ。つまり心臓です。タスマニア産牡蠣マスタードを乗せていただきます。
マスタードの味わいがかなり強烈な旨味!つぶつぶの食感がこれまた力強くてなかなか面白い組み合わせでした。
名物!カキ肉焼きロール with 特製牡蠣ソース
焼いたお肉に牡蠣を乗せてその上に特製ソースを付けていただくのですが、この特製ソースがメチャクチャ牡蠣感が感じられて美味!
濃厚な牡蠣の旨味がガッツリ感じられるソースでした。これはいろいろな料理に使えそう。そしてこのソースだけ売って欲しい(笑)
牡蠣のセモリナ揚げ 和牛タルタルソース
こちらも一口で頂きます。
セモリナ粉であげているからなのか、牡蠣の柔らかい感じがしっかりと残っている印象でした。
和牛タルタルソースがかなり濃厚な味付け!それにしてもタルタルソース好きにはたまらない一品でした。
和牛イチボのサウナロースト 牡蠣としめじのクリーム煮 マデラソース
これまた濃厚系な料理です。
元フレンチ出身のシェフのため、本格的なフレンチも作れるそうで、マデラソースはもちろんオリジナル。マデイラワインを使ったソースということですが、超濃厚なバター風味のクリームソースでした。
ソースがかなり濃い味なので、バゲットにつけたりもしていただきます。
濃厚な味わいは口の中でもしっかりゆっくり良いんが残るし印象にも残っている料理です。
カキ肉しゃぶロール
雪降り和牛サーロインです。霜降りじゃなくて雪降りです。 山形県産黒毛和牛「尾花沢牛」の中でも、極上の逸品のみが「雪降り和牛」と呼ばれているみたいでそちらのサーロイン。
セカウマ牡蠣をポン酢とともに頂きます。
超レアで肉をしゃぶしゃぶしてもらっていただきました。
牡蠣の旨味と肉の旨味のバランスがいいですね。肉は流石に融点が低くて口の中でゆっくりと旨味を放ちながら溶けていきました。
おじや
先程のしゃぶしゃぶの出汁で作ったと思われるおじやです。
これはナイスな味わいです。〆にはちょうどいいですね。
牡蠣とトリュフのクリームリゾット
どうやったらこんなにトリュフの香りが香るの!?と、思われる程のトリュフの芳醇な薫りで包まれるリゾットです。
トリュフオイル系を使わないでこの薫りが出ているのでしたらかなり驚きです。
味は超濃厚。ちょっと薄味好きな人は苦手かもしれません(笑)ってくらい濃厚です。だいぶアルコールも入って繊細な味は感じづらくなってきている僕の舌にはまぁちょうどいいんですよね。
好きな味です。
にくがとう秘密のモナカ(牡蠣チョコ入り)
デザートの甘味はモナカです。
牡蠣チョコ入りということですが、ちょっと濃い味に慣れてしまったのとアルコールでおかしくなりかけてきた僕のバカ舌ではチョコの中に隠された牡蠣の風味を感じることは出来ませんでしたが、美味しい食感のモナカでした。
牡蠣と肉のコラボ
「うにく」がブームになってここ数年。和食ではあまり用いられなかった海の幸とお肉のコラボ料理が色々な所で多く見られるようになってきました。
かきにくがとうでは、そんな面白いコラボを色々な調理方法で楽しむことが出来ます。
おそらく多くのトライ・アンド・エラーを繰り返してこちらのコース料理にたどり着いたのだと思われますが、この分野はまだまだ新しい料理が出てきそうですね。
何にせよ、珍しい食べ方を楽しませていただきました。3時間半に渡るコース料理はしっかりお腹いっぱいになりました。
ご馳走様でした。
かきにくがとう
牡蠣と肉という今後はやりそうなコラボの先駆け的なお店です。
牡蠣好きな方は間違いなく一度訪れてみるといいと思います。
ちなみに、にくがとうは赤身肉のお店だと思うのですが、牡蠣とのコラボでは霜降り系が合うみたいで赤身肉は余り食べることができなかったため、普通に焼肉を食べに行きたいと感じました。
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