尾道市と行ったら尾道ラーメン!あっつ熱で濁りのない味【尾道ラーメン丸ぼし】

色んな種類があるラーメンですが、尾道ラーメンを食べるのは初めてです!
関東に尾道ラーメンを謳うお店ってないのですよね。それなのでワクワクしながら尾道ラーメンを堪能してきました。

尾道ラーメンとは?

尾道ラーメンの歴史は古く、発祥と言われているお店は1947年(昭和22年)創業なのだそうです。
味は2系統あるらしくベースがシンプルな醤油か醤油ベースに鶏ガラと魚介が入っているもの。
共通していることは平打麺で大きめの背脂が入っている、そして尾道にあるお店!ということですね。

尾道はラーメン屋が密集しており、超激戦区。
私自身、食べ比べで数軒行ったのですが、味が全然違くて楽しい!
少ない訳ではないのですが、あまり重くない・さらっと食べられてしまうので観光で行っても2軒は食べられるかなと思います。

尾道ラーメン丸ぼし

こちらのお店は駅から歩いて15分くらいです。
15分と聞くと少し遠いような感じもしてしまいますが、商店街を散策しながら歩いているとそんなに遠く感じなかったです。

お店は海から2本目のところにあります。
白地に赤字の看板、赤い暖簾が目印です。

お店に入ってすぐ食券機があります。
テーブルが3席、他カウンター。
私達はテーブル席に座ったのですが、他のお店に比べてゆったりとした席配置で居心地がいいです。
またカウンターの上にはサインがいっぱい!

尾道ラーメンと1日限定15食の超!煮干し尾道ラーメン、チャーシュー麺の3種類あるのですが、
限定と言われると気になる、またチャーシュー麺もフォトジェニックで気になったのですが、やはりここはスタンダードを食べるべきかと思い、尾道ラーメンを注文しました。

超あっつ熱のラーメン

さほど待たずして着丼した尾道ラーメンは綺麗な見た目でありシンプルです。
チャーシュー2枚に少し色が薄いメンマ、彩りがあるネギ、大きめの背脂です。

勢いよく食べたら「熱っ!!」ってなりました。
熱さの感じ方は人それぞれだと思いますが、私には十分熱かったです。
店頭に当店のラーメンは熱いのでお気をつけ下さいと書いてありましたが、わかってはいたのですが頬張ってしまったのです。
だって早く食べたかったから。(笑)
猫舌というのもあるのですが、この熱さ、そして冷めないのでこれは凄い!

こちらの麺はもちろん平打ち、そしてほんのり縮れ麺でした。
他のお店では硬めの茹でているお店、だいぶ柔らかいお店もありましたが
こちらのお店は硬すぎず、柔らかすぎず丁度よい茹で時間かと思います。

スープはほんのり魚介の味がするのですが、全く濁りの無い味。

背脂がたっぷり入っているのですが、これがくどくない、脂っぽさが強くないのが凄い!!

他のお店では脂感が強すぎるお店があって、食べ始めは麺をすすってもほぼ脂…というお店もあったのですが
こちらのお店はそれがなかったです。

これはほんのり縮れ麺だからなのでしょうか?
ストレート麺のお店が殆どだったのですが、こちらのお店はオリジナル麺でスープとの絡まりなどをしっかり計算されて作られているのではないかと感じました。

他のお店もそうだったのですが、チャーシューは薄め、メンマは色が薄めです。
これも尾道ラーメンの特徴なのかしら?

チャーシューは薄いのですが、2枚入っていますし値段が安いので特に気になりません。
薄くてもしっとりとたチャーシューは麺に巻いて食べるもよし!

尾道ラーメン丸ぼしのいいところ

使っている食材は瀬戸内のものにこだわっているお店です。
他のお店と食べ比べるとこちらのお店の良さがよりわかりやすいと思います。

味はもちろん美味しいのですが、熱さには結構驚きました。
猫舌ですが美味しいからまたすぐにすすりたくなるのです。(笑)
「熱い、美味しい、でもやっぱり熱い!!」

そんな自分との戦いです。
猫舌でも最後まで熱々で食べられるのは嬉しい。
だって熱い料理は熱い状態で食べるのが一番美味しいと思うのです。

接客のお母さんはニコニコしておりとても感じが良くてほっこりします。
もう1杯!!と言いたくなる美味しいラーメンでした。
尾道に行った時におすすめのお店です!

  • 味総合
  • 熱々度
4.9

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麺に絡まるスープは濁りがない綺麗な味でお替りをしたくなるラーメンです。瀬戸内の食材を使い、麺もオリジナルでこだわりが詰まった1杯です。

グルメブロガー バーボンなつき: 将来の夢は「板前」から始まりました。 それなのになぜかSE・一般事務・経理を経験。 しかし飲食への熱い思いは留まることがなく、エンゲル係数が高い生活へ。 作る、見る、食べる、食べてもらうことが好き。 キャッチコピーは【胃の中に入るものは何でも好き。】 しかしピーマンは食べられません。