ワインに合う食べ物は沢山ありますが、なんだかんだチーズは最強にワインに合いますね。チーズ大好きです。アカヌマです。
さて、コレド室町にあるカフェ エメ・ヴィベール コレド室町でコンテチーズの熟成日数違いを食べ比べしてみました。
そもそもコンテチーズとは?
フランス東部のジュラ山脈一帯で1000年以上前から作られているフランスを代表する熟成ハードチーズです。フランスではAOC(原産地呼称統制法)認定チーズの中で最も生産量が多く、硬質で重量感があり、水分が少ないため、旨味がギュッと詰まっています。
熟成期間や作られた季節、作り手などによって、ひとつひとつ異なる多様なアロマや風味を味わえるのも特徴です。
つまり、年や場所、季節等の微妙な変化によって味わいが変化するチーズになります。まるでワインのようで面白いチーズですね。
今回はフランスの1880年から続く家族経営のチーズ専門店フルールマルシャンのコンテチーズの食べ比べです。
コンテチーズ 熟成4ヶ月
ちなみに、熟成4ヶ月未満はグリエールチーズという名称で出荷されるみたいですが、4ヶ月熟成です。
まだミルク感が感じられますが、ギュッと詰まった濃厚な旨味が特徴で、微かにナッツのような味わいが感じられます。
チーズの余韻も素晴らしく、口の中でしっかりと長い余韻を楽しむことが出来ます。
コンテチーズ 熟成17ヶ月
何故切り方をこんなに変えているのかは口に入れたら理由がわかりました。
4ヶ月熟成のコンテチーズには感じられなかった柔らかな口溶けが楽しめるのです。口の中でゆっくりと溶けながら濃厚で微かにスパイシーな複雑味を帯びた味わいが楽しめます。
目をつぶってゆっくり味わいたいチーズですね。
しっかり濃厚でそれなりに個性も主張してきますが、どんなワインにもピッタリ合うような気がします。
それくらい王道な味わいでした。
食べ比べてわかること
食べ比べをすると熟成の違いによる味の違いがよくわかります。
やっぱり17ヶ月熟成の方が圧倒的に好みです。
1年ちょっと長めに熟成することで、元は同じものがこんなにも味わいが違うチーズになるというのは実に面白いです。
次はさらに熟成期間が長いコンテチーズに挑戦してみたいと考えています。
ごちそうさまでした。
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食べ比べをすることでの熟成の変化の違いを知ることが出来るのは面白いです。
値段も3桁台とリーズナブルで、コンテチーズの食べ比べをしてみたい方は是非足を運んでみるといいと思います。
ワインもフランス中心ですが、結構な数をがあるので色々と選ぶ楽しさも生まれそうです。