神戸牛とワインなんて最高の組み合わせですね。アカヌマです。
六本木 RRRさんで持ち込みワイン会を行いました。メインはリッジ・ヴィンヤーズ(Ridge Vineyards)の飲み比べです。
先ずはシャンパンで乾杯
(その前にビール二杯飲みまして既にお腹は・・・)
RRRの蟹のジュレがシャンパンに本当によく合います。
蟹の旨味がよくわかるジュレです。
ドメーヌ・フランソワ・ラヴノー シャブリ グラン・クリュ ブランショ 2008
最高級シャブリだけあって、開いてくるとバタートースト系の香りが素晴らしいシャブリでした。
上品で、さっぱりとしているのに美しい酸が余韻に残ります。
いきなりメチャクオリティの高い白ワインからのスタートです。
マウントエデン シャルドネ 2000
マウントエデンと言えば「もう一つのパリ事件」でDRCを含む全てのモンラッシェよりも高い点数がついたワインです。
焦げたトーストの香りが熟成感を感じさせてくれます。
そして、強い酸と蜜の味わい。
開いてくると酸がゆっくりと消えて上品で柔らかい余韻に変化しました。
神戸牛のステーキ
RRRさんといえばやっぱりステーキです。
2キロの神戸牛を頂きます。
塊肉なので赤身の旨味がしっかり感じられて、場所によって柔らかさ。旨味。甘味が変化して実に面白いです。
これがまたワインによく合うんです。
RIDGE 飲み比べ
さて、いよいよRIDGEの80年代、90年代の飲み比べです。何れもカベルネ・ソーヴィニヨンです。
リッジ サンタクルーズマウンテン モンテベロ 1980
リッジ ブラッドフォードマウンテン 1989
リッジ ジムソメア 1989
リッジ ヨーククリーク 1989
リッジ サンタクルーズマウンテン 1996
とにかくモンテベロが別格でした。
色々と飲み比べましたが、モンテベロはやはり別格でした。
熟成に耐えられるポテンシャルの違いを見せつけられた感じです。
濃厚なのに飲みやすく、軽い印象をあたえるような味の複雑味が実に上品で、余韻が素晴らしく美しいのです。
まさにカベルネの熟成感。しっかりとした旨味を感じられるワインでした。
ちなみにモンテベロは難産でした(笑)
他にもリッジ ヨーククリーク 1989 は葡萄の出汁感を感じられるという意味では最も感じられたワインだったかもしれません。
あと、味わいが他のリッジとちょっと系統が違っていたのがリッジ ブラッドフォードマウンテン 1989 です。
ビンテージは異なるものの、今回もしっかりとテロワールを感じることが出来たワイン会でした。
ごちそうさまでした。
RIDGE MONTE BELLO
RIDGE MONTE BELLO
とても複雑味があって、熟成することでこんなにも旨味が増すのかと思うカベルネです。
少し開くと余韻も素晴らしく、強い酸味がいい感じの美しさに変化しました。
飲む機会があればぜひゆっくりと旨味を味わっていただきたい一本だと思います。