ワインも好きですが、ウイスキーも大好きです。アカヌマです。
2017年10月2日に山崎の18年 ミズナラEDITION 2017 が発売されました。
定価で1本 108,000円という高額にも関わらず200本の限定抽選には漏れた方が多数。東京にばかり在庫が行ってしまい、千葉県では2本しか入っていないという噂もあるくらいです。
飲みたいと思っていたら、友人のBARで手に入ったとのことで早速行ってみました。
ミズナラとは?
ウイスキーをあまり飲まれない方のためにちょっと解説させていただくと、ミズナラとは日本産の落葉広葉樹林。つまり、木ののことです。
ミズナラの木を使って作られた樽で熟成されたウイスキーということになります。
なぜ、ヤマザキのミズナラエディションがこんなにも高値がついて希少価値があるかというと、サントリーが保有する希少なミズナラ樽原酒の中から、18年以上熟成されたもののみを厳選。
さらに奥深い香味を表現するため、少量ながら50年以上の超高酒齢ミズナラ樽原酒も使用しているということで、生産量の少なさと気の遠くなるような年月を経てつくられたものだからです。
テイスティング
そんな超レアな山崎のミズナラは既にネットでは超プレミアがついてとんでもない価格になっていますが、早速テイスティングしてみます。
(テイスティングといえるほどめちゃくちゃ詳しいわけではないのですが・・・)
ちなみに山崎公式のテイスティングノートではこのようになっています。
色:琥珀色
香り:豊かで華やかな香り立ち、伽羅、シナモン
味わい:なめらかで濃厚な甘さ、濃縮された味わい、ココナッツ、オレンジマーマレード
余韻:スパイシーさが印象的で長く続く、お香、伽羅、シナモン、酸味
これは期待が高まりますね。ハーフで15ミリ(最初にハーフで30ミリと間違えて書いてしまいました・・・部下に指摘されて気づきました。恥ずかしい 汗)をストレートで頂きました。
先ずは香りを楽しみます。
まだ開ききっていないはずですが、なんという華やかな香り!
テイスティングノートにあるようにシナモンは感じ取ることが出来ました。
飲むと思ったよりスッキリとしていますが、しっかりとした甘味と複雑味が口の中で感じられます。柑橘系の味わいもかすかに感じられました。
余韻は素晴らしく長く、幾つもの複雑にブレンドされたスパイスをが混じり合いますが、しっかり調和が取れているのです。
実に素晴らしいです。ウイスキー好きの方には値段以上の価値はあるのではないでしょうか。
開いてからがまた違う味わいに
グラスに注いで約1時間。
開いてから飲むとさらに素晴らしくなっていました。
序盤に感じられた甘さが、開くことで後半には美しい蜂蜜のような甘さに変化しているのです。
余韻にもしっかり蜜の甘さがのこってそこに微かなスパイスが加わって甘さとスパイシーさが複雑味を帯びながら同居する素晴らしい余韻を感じられました。
幸せなひとときです。
サントリーの山崎
昨今のウイスキーブームも相まって超プレミアがついてしまっている山崎ブランドですが、人気になるのもわかるような素晴らしさでした。
お酒って素晴らしいですね。
ごちそうさまでした。
抜粋のみを表示
香り。味わい。余韻。
どれも素晴らしいシングルモルトでした。
山崎は、ここ数年限定発売されたものも含めてほぼ全て飲んでいますが、トップクラスに入ると思います。
時間が立つと全く味わいが変化するので、ゆっくりと楽しむのをおすすめします。
値段が高くてももう一度飲みたいですね。