広尾に完全キャッシュレス化のお店が出来る、そして何やらそちらのお店がとってもオシャレと聞きつけて注文体験会に行ってみました!
CRISP SALAD WORKS(クリスプ・サラダワークス)
クリスプ・サラダワークスは都内に7店舗のカスタムサラダ専門店を展開する飲食店です。
サラダをサイドメニューとして食べるのではなく「好きだから食べる」、「美味しいから食べる」
そのような存在にしたいと考え、【カスタムサラダ】という形にたどり着いたのだそうです。
一からサラダを作る、また選んだサラダをカスタムして自分好みにすることが出来る新しいカタチの飲食店。
そんなクリスプ・サラダワークスが「飲食店の注文を進化させる」とリニューアルオープンをさせたお店がクリスプ・サラダワークス広尾店です。
注文の質を向上させる完全キャッシュレス化
クリスプ・サラダワークス広尾店ではアプリからの事前注文、インストアアプリでの注文、そしてキャッシュレスセルフレジと3通りの注文方法が可能です。
株式会社クリスプの代表取締役社長 宮野氏は「デジタル領域で日本をリードする飲食チェーンを目指す」という目標を掲げたとお話してくれました。
目的1:お客様とのコミュニケーション
飲食店で大事なことは「料理」、「スタッフ」、「デザイン」
テクノロジーが進化することにインターネットにはレシピが溢れ以前より美味しい料理が作りやすくなっている、そして流行るデザインはすぐに真似されてしまい独自性がなくなる。
テクノロジーの進化によりすぐに飽きられてしまう時代になってしまった。
しかし「スタッフ」は違う。飲食店のスタッフはもともと「人と接することが好き」
キャッシュレス化は人件費削減、効率化が全面に謳われるが、機械で出来ることは機械に。スタッフにしか出来ない「お客様とのコミュニケーション」の時間を増やしたい。そう考えたのだそうです。
目的2:お客様のストレス軽減、注文を楽しくする
アメリカに行った際、初めてUberを活用して「凄い!これを飲食店で出来たら!!」
Uberにヒントを受けてアプリの開発、キャッシュレス化を導入したとのことです。
「便利さ、気持ちよさを体験してほしい」
そのような宮野氏の体験が形になったのだ3つの注文方法とキャッシュレス化です。
アプリからの事前注文「クリスプAPP」
スマートフォンから事前に注文・決済、都合が良い時間に商品を取りに行くことが出来るサービスです。
前日、また当日など都合が良い時にアプリから注文をして、指定した時間にお店に行きサラダを受け取ることが可能です。
また通知機能もあるので商品が出来上がったタイミングで受け取りに行くことも出来ます。
店舗での待ち時間が0でキャッシュレス!完全なるストレスフリー!!
こちらのアプリは既にクリスプ・サラダワークス全店で導入済みで2018年10月時点で会員数は約12,000名です。
インストアアプリ注文
お店に行ってお席に座ってからスマートフォンで注文をすることが出来るサービスです。
お席にお荷物を置いて、レジカウンターに行ってオーダーする。が通常の流れかと思いますが、お席に座ったら自身のスマートフォンを使って注文・決済することが可能です。
※事前にアプリのダウンロードが必要です。
※サラダを注文すると電光掲示板に白で番号が表示されます。
※サラダが完成するとオーダー番号が黄色に変わります。
完全キャッシュレス化セルフレジ
お店には3台のタッチパネルが用意されており、そちらからも注文をすることが出来ます。
これがまたスタイリッシュなデザイン!
視覚的にわかりやすい作りになっており、タッチしながらサラダをカスタマイズ。
最後にカードリーダーにクレジットカードを差し込んで暗証番号を入力すると注文・決済が完了となります。
※クレジットカードが必要です。
※暗証番号入力ではなく、サインでも決済可能です。
※サラダを注文すると電光掲示板に白で番号が表示されます。
※サラダが完成するとオーダー番号が黄色に変わります。
完全キャッシュレス化セルフレジの体験
実際に完全キャッシュレス化のセルフレジで注文をしてみました。
スワイプしながらサラダを選ぶ。初めての体験にワクワク。
「おぉ!凄い!」
思わずそんな独り言を言いながら注文をしました。
完全カスタムの場合はベースの葉野菜から選び、フルーツや野菜、チーズやその他トッピング、ドレッシングを選んでいきます。
クリスプ・サラダワークス初心者の私は完全カスタムは止めておこう…。
そう思い、店員さんに一番人気を聞いて注文をしました。
既存のサラダも勿論カスタム出来ます。というか原型が無くなるくらい変更出来る種類が多いです。
これは一体何パターンのサラダが作れるのだろうか…多すぎるので考えるのは止めておきます。(笑)
ポイントは勿論カスタムとキャッシュレス。
そして好き嫌いが多い私は「ピーマンが苦手です。」とか「パクチーが苦手です。」とか「セロリが嫌…」とかを言うのが若干恥ずかしいのです。
それを無言で外して好きなものに変更出来る。
また苦手食材が入っていることに気が付かずオーダーしてしまい、その食材を無駄にしてしまうということがなくなる点もとても良い。
ドレッシングの種類も多いですし量も選べる、そして持ち帰りの際はドレッシングを混ぜないというオーダーが出来るところもポイントです。
今回この体験して思ったことは、初心者はまずセルフレジから初めてた方が良いという点です。
まずは店員さんに聞きながらサラダをオーダーして自分の「好き」を見つけることが第一!
しかし迷うので少し時間がかかります。
優柔不断な私はきっと慣れてもカスタムに悩みそうです。
セルフレジで時間を取ってしまうと他の方に申し訳ないので、自分の「好き」を見つけたらアプリで存分に悩みながらカスタムを楽しみたいと思いました。
最後に
このシステムを構築する為に株式会社カチリを立ち上げた宮野氏。
「誰かが解決をしてくれるのを待つのではなく、自分で動く。そのために会社を創りました。」
その言葉がとても印象的でした。
こちらの「注文に価値を与えるシステム」はクリスプ・サラダワークスに留まらず、2018年内に他2社への導入が決定しているそうです。
今後も進化を予感させる新しいシステムに期待が高まります。