甘くて柔らかいスミイカが好きです。アカヌマです。
9月は新イカの旬の最盛期です。
夏の終わりを感じさせてくれるタイミングで、新イカが寿司屋に並びます。新イカはそんな旬のイカなのです。
この記事のポイント
スミイカ(コウイカ)の生涯
ちなみに関東ではスミイカと呼ばれるこの烏賊は、コウイカとよばれたり、ハリイカとかマイカと呼ばれたりすることがあります。
ちなみに、体内に大量の墨をもつことから墨烏賊と呼ばれているようです。
スミイカは寿命は実は約1年から2年くらい。春から初夏にかけて生まれてきます。完全なる肉食で、カニやイカ、魚を食べますが、共食いもします。好物は「シャコ」というから中々いいもの食べてます。
そして、比較的浅い海の海底にいることが多いです。
スミイカの旨味
イカの中でも最も旨いと言われている種の一つです。(個人的にはアオリイカの方が好みですが、スミイカももちろん好みです。)
寿司や刺し身はもちろん、似ても焼いてもイカの旨味をしっかり感じられます。
生はもちろん、火を通しても柔らかく、しっかりと旨味があります。
新イカの旨味
春から夏にかけて生まれたスミイカは2−3ヶ月かけて数センチくらいの手のひらに乗るサイズ(大人のスミイカは20センチ以上になります)のイカに成長します。
江戸前寿司を提供している寿司屋はこれがセリに出てくると初モノにはこぞって高値をつけたといいます。
1キロ2万円以上ついたこともあるとか。
是非、お寿司で食べていただきたいのが新イカです。1貫で1杯くらいのサイズがベストと言われますが、1貫に2杯付されることもあるみたいです。(最近は鹿児島等でかなりサイズが小さい時期から水揚げがされて7月くらいから築地で見かけるようになってきました。)
柔らかいのに、軽快な歯ごたえの独特で繊細な食感は新イカならではです。ほのかな甘味と旨味をしっかり口の中で感じると同時に、この時期しか食べれない旬を感じてもらえればと思います。
あぁ、先週食べたばかりなのにまたもや食べたくなってきました。
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