どちらかと言えばしゃぶしゃぶよりもすき焼き派です。アカヌマです。
前日のハンバーグランチを頂いたのですが、今日は手切りのすき焼きをいただくことになりました。
これはもう期待値がマックスに上がっています。
この記事のポイント
手切りすき焼きはなぜ美味しいのか
株式会社門崎の千葉社長自らにお肉を手切りしてもらいながら、手切りだとなぜ美味しくなるのかを伺いました。
一般的なスライサーでお肉を切った場合、お肉の繊維や柔らかさに関係なく一定の力でお肉を切ってしまうため、繊維が押しつぶされたり必要以上の摩擦が起きてしまい、霜降りの溶けやすい脂は一旦溶けた後に固まってしまうことが多いとのことなのです。
その際に出てしまう脂カスがアクの出る原因にもなりやすいということなのです。
一方、手切りの場合、お肉の状態や部位の抵抗に合わせて強弱をつけて最適な状態で切ることが出来るため脂がよれないので、繊維が押しつぶされたり必要以上に摩擦が起きないため、お肉に対して一番ストレスが少ない状態で食べることが出来るのです。
門崎熟成肉ですき焼き
そんなお話を伺いながら生肉が手切りとは思えないほど薄く切られていきます。
じゃぁ僕が手で切ったら美味しくお肉を切れるのか!?というとそうではないはずなので、やはり手切りですき焼き用のお肉を切るにはかなりのスキルが必要なのだと思います。
ちなみにお肉はもちろん門崎熟成肉。いわて南牛です。そして、お野菜も一関近辺で採れたお野菜をいただきます。
まずはお肉をいただきます。
出汁や割り下をちょっとずつ入れながらすき焼きをいただきます。
これが美味くないわけがない!
たっぷり溶き卵を付けていただきます!
熟成肉特有の旨味がシッカリと伝わってきます。甘く旨味があって口の中でお肉の余韻がシッカリ残るのに脂の感じは殆ど感じられないお肉です。
舌にお肉の味がシッカリと残ります。美味。
お野菜
お肉を三枚ほど頂いたらお野菜です。
肉のエキスたっぷりと出た鉄鍋でお豆腐から焼いていきます。
椎茸がめっちゃ美味しそう!
完成です!
野菜うま!
しっかりと丁寧に作られたすき焼きは格別の美味しさですね。
野菜の旨味を存分に感じることができました。
お変わりしたいくらい野菜が美味でした。
新商品!?格之進のおじや!
野菜を食べ終わった後、千葉社長がおもむろに鉄鍋にライスをイン。
お出汁や割り下で味の調整をするといい感じの色に。
ご飯を端に避けてお肉も焼き焼きしちゃいます。
ご飯で作った壁。そこに溶き卵を投入です。
なんか見たことがない光景が広がっています(笑)
ご飯とタマゴがいい感じで混ざりあった所でこんな感じになりました。
卵ときごはんの上にお肉が浮いているような状態です。
この状態でちょっと火を入れて完成です!
なんとも贅沢な締めのおじやができました。
お肉でご飯を巻くようにしていただくとこれが実に複雑味がある味わいで美味しいのです。
いろいろなエキスが出まくった煮汁と門崎熟成肉の旨味がいい感じに混ざり合って上品な味わいに変化しました。
これは美味!
手切りのすき焼きの美味しさと、一関の旨味たっぷりの美味しい食材の数々を堪能できました。ごちそうさまでした。
手切りすき焼き
手切りのすき焼きは人生で二度目ですが、熟成肉の手切りすき焼きは人生で初めて食べることができました。
よく食べていたすき焼きとは、目指している美味しさの方向性が違うことが確認できるすき焼きで、お肉の旨味や甘味。繊細で複雑味のある美味しさをガッツリ感じることが出来るすき焼きでした。
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