ニューアメリカ料理

ウッドサイドの「The Village Pub」はカリフォルニアの現地の人が行くような高級レストラン

アメリカのプライムビーフは結構好きです。下手な和牛より好きかもです。アカヌマです。

さて、アメリカ食べたり飲んだりツアーの最後のディナーです。

この日は現地のリッチピーポー御用達のレストラン「The Village Pub」に伺ってきました。

トリップアドバイザーの口コミを見ても「シリコンバレーナンバーワンのクオリティ」と書かれている人もいてなかなか期待が出来ます。

The Village Pub

お店はちょっと住宅街を入った所にありまして、実に雰囲気が良いです。

店内は右手にバーカウンターがあり、左側にテーブルが並んでおります。

店内は日曜日ということもあってか、満席状態でかなり賑わっていました、

日本だとオオバコですが、アメリカのレストランってこのサイズが多いですね。

メニュー

ちなみにメニューはこんな感じで実にシンプル。

ちなみにワインリストは別にありまして、かなりの量がありました。ワインリストが多いというのがお店の決め手になったみたいです。
ワインは30ドルから超高級なカルトワインまで用意してあります。

それにしても、アメリカって表記の規制とか無いんでしょうかね。
小売売上税がかかるはずなのですが、この金額にはそれが含まれているのでしょうか?どうなのでしょう?更に言うと、これドルですよね?

そんなことが追記になりました。
あ、そう言えば前日に伺ったシングルスレッドはオープンキッチンで、客席とキッチンの間に全く区切りがありませんでしたが、日本の保健所だったら100%アウトな構造をしていました。
日米の違いっていうのはなかなか面白いですね。

Taittinger Comtes de Champagne Blanc de Blancs 2006(テタンジュ コント・ド・シャンパーニュ ブラン・ド・ブラン )

先ずはテタンジュで乾杯です。
バタートーストのような熟成された香りがとても素晴らしいシャンパンです。

ちゃんとソムリエがついてサーブもしてくれます。

Mount Eden Vineyards Chardonay 2007(マウントエデン ヴィンヤード)

料理が来る前に白ワインへ。

日本でも10000円以下で買えるのに素晴らしい味わい。ハイコストパフォーマンスの白ワインです。
程よく樽がきいていて実にいい感じ。

サービスのパン

サービスのパンはテーブルの上からなくなると「お代わりはどうか?」と訪ねてくれるスタイルでした。

チョコレートが入ったデニッシュみたいなパンがおやつ感覚ですがお気に入りでした。

Littorai HIRSCH VINEYARD 2014 Pinot Noir(リトライ ハーシュ)

混み合っているのもあって、料理がちょっと遅めなので早くも赤ワインに突入してしまいました。
せっかちな日本人だと思われたことでしょう。

リトライのPinot Noirです。畑はハーシュ。ハーシュと言えばウィリアム・セリエム、キスラー、フラワーズ等のカリフォルニアの有名ワイナリーに葡萄を卸つつ、自分たちでもワインを作っています。
これはもう旨くないはずがない組み合わせです。

カンパチのカルパッチョ

ここでやっと料理が登場。
本来は白ワインに合わせる料理なのかもしれません(笑)
カンパチとアボガドソースの相性は中々いけてます。日本だと、「マグロとアボガドのタルタル」的な料理が定番化しましたが、そのカンパチバージョンです。

Dunn Vineyards Cabernet Sauvignon 1993 (ダン ヴィンヤード カベルネ・ソーヴィニヨン)

走行しているうちにワインは既に4本目。
ダン。これ、めっちゃ好みです。

力強く、酸があって糖度が少なくて葡萄の出汁感を感じられます。

当然、テーブルの上はこんな感じでワイングラスだらけに。

フォアグラのテリーヌ

しっかりとフォアグラの旨味を全力で感じられました。

定番ですが、やっぱりパンの上に乗せると旨味倍増です。

カベルネとよく合いますね。

パンプキンスープ

続いて、パンプキンスープです。
白いアクセント的なソースには蜂蜜の風味を感じられました。その上に乗っているのはカレー系のスパイスの風味。なかなか面白い組み合わせです。

鴨肉

続いて鴨肉です。

焼き具合が絶妙です。
アメリカってもっと大雑把なイメージありましたが、繊細な焼き具合とか味付けとかもあるんですね。

プライムビーフ

皆さんお腹いっぱいで残していましたが、僕は完食しました(笑)

250グラムはあったと思われるプライムビーフです。赤身ですが。柔らかく肉の甘味がしっかり感じられます。

今、日本でも赤身ブームですし、赤身と言えば和牛よりもプライムビーフや良質なオージービーフです。

このクオリティなら都内にあってもこの店は流行りそうな感じがしました。

完食して腹パンです。ごちそうさまでした。

  • 雰囲気
  • コストパフォーマンス
4

プライムビーフ

赤身肉の旨味という点では、素晴らしいです。
適度な厚さと、柔らかさ。肉の甘味。脂身もおもったよりしつこくなく、もったいないので食べてしまいました(笑)
サンフランシスコ空港から車で30分弱の場所にあるので、このあたりでちょっとリッチにディナーを楽しみたい方にはオススメします。

The Village Pub

住所
2967 Woodside Rd Woodside, CA 94062
URL
http://www.thevillagepub.net/

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この記事の執筆者

FOODee編集長 アカヌマカズヤ

FOODee編集長。フードブロガー。
株式会社BNF 代表取締役。
元IT会社の経営者。
熟成寿司専門店 優雅、飲食業界専門のクラウドファンディング Foobee 、FOODee IM